1.

事業所全体の給与設定を行います。
給与設定機能は、平成19年3月に新たに“可能な算定機能”が追加されました。


[プロフィール設定] を開き、[事業所給与設定] をクリックします。

[事業所給与設定]で設定した給与設定金額は、事業所に所属するヘルパー全員に適用することができます。

またこの設定後、所員(ヘルパー)登録画面にて、[事業所給与設定]を適用後、所員個々の給与設定を調整(加減)することが可能です。


2.

可能な算定方式

1).

身体介護と生活援助の各々の基本時給に基づき、自動的に分割し算定する。

たとえば、
身体介護は、1700円。
生活援助は、1200円。


2).

上記1に加え、国保連請求などに合わせて、任意の時間経過後の時給を減算設定する。

たとえば、
身体1〜3までは、1700円。 身体4以降、1200円。
生活1〜2までは、1200円。 生活3以降、1000円。
※切り替える時間は任意の設定が可能です。


3).

上記1及び2に加え、「身体1生活1」など複合のサービスを行った場合の生活部分の算定額を、上記1で設定した“生活援助”時給額と異なる設定をする。

たとえば、
身体1〜3までは、1700円。 身体4以降、1200円。
生活1〜2までは、1200円。 生活3以降、1000円。
複合の生活は、一律1000円。


4).

上記1及び2及び3に加え、「身体介護1(30分)」のサービスに限り、時間給与の1/2額に一定額を加算する設定をする。

たとえば、200円を加算する。


5).

身体介護と生活援助を分割せず、「身体介護 n」(nは変数)、「生活援助 n」、「身体 n 生活 n」などサービス内容に関わらず、一定額の時給額で算定する設定をする。

たとえば、一定額を1400円と加算する。


6).

上記5)に、4)を設定する。

たとえば、200円を加算する。


上記をまとめると、下記の算定結果となります。

サービス内容算定 1)算定 2)算定 3)算定 4)算定 5)算定 6)
身体介護1850円850円850円1050700円900
身体介護21700円1700円1700円1700円1400円1400円
身体介護43400円3150円3150円3150円2800円2800円
生活21200円1200円1200円1200円1400円1400円
生活31800円1700円1700円1700円2100円2100円
身体2生活22900円2900円2700円2700円2800円2800円
身体4生活35200円4850円4650円4650円4900円4900円


2.

身体介護・生活援助等、各サービス・時間帯ごとに時給単価を設定します。

事業所算定方式は貴事業所にあった方式を選択してください。
上記例を基にして、下記のとおり、設定してみましょう。

※早朝・通常・夜間・深夜の時間設定は国保連の単位設定時間に準じています。
この時間設定は変更ができません。

早朝06:00〜08:00 平日、土曜日、日曜日を別々に入力していきます。
サービス提供しない曜日や時間帯は、省略して結構です。
曜日によって金額が変わらない場合は、同じ金額を入力します。
通常08:00〜18:00
夜間18:00〜22:00
深夜22:00〜06:00

「身体介護を確認する」ボタンをクリックし、身体介護の時給を設定しましょう。


全ての算定で、必須

左側のテーブルへの入力を行います。
算定1)の場合は、これで保存します。
  算定2)、3)の場合

「時間による時給の変更を使用しない」のチェックを外し、右側のテーブルに金額を入力します。
この際に、時間を設定してください(30分単位で設定可能です)。

入力後、保存をクリックしてください。

続けて、生活援助の時給テーブルへの設定を、同じように行います。

全ての算定で、必須

1)の場合は、左テーブルのみ入力します。
2)、3)の場合は、「時間による時給の変更を使用しない」のチェックを外し、右側のテーブルに金額を入力します。
この際に、時間を設定してください(30分単位で設定可能です)。
入力が終わりましたら、保存します。
算定5)の方は、こちら[(算定5)へ]をクリックしてください。


算定3)「複合の生活部分の算定額を別に設定する」
上記、必須設定を入力後に、下記を設定してください。
未設定の場合はこちらから[戻る]

時給テーブルをスクロールして、下部にある「複合生活」欄に時給額を入力します。
次に、「分割時複合生活の使用」の「複合生活を使用する」を選択します。


算定4)「身体介護1の定額加算を使用する」
上記、必須設定を入力後に、下記を設定してください。
未設定の場合はこちらから[戻る]

時給テーブルをスクロールして、下部にある「身体1・定額」欄に加算額を入力します。
次に、「身体1給与」の「身体1・定額加算を使用する」を選択します。


算定5)身体介護と生活援助を分割せず、「身体介護 n」(nは変数)、「生活援助 n」、「身体 n 生活 n」などサービス内容に関わらず、一定額の時給額で算定する設定します。
上記、必須設定を入力後に、下記を設定してください。
未設定の場合はこちらから[戻る]

時給テーブルの最上部にある「身体生活」欄に時給額を入力します。
次に、「身体生活計算方式」の「身体生活を使用する」を選択します。


次に算定処理のローカルルールの設定を行います。
・身体生活計算方式では、 [自動的に分割する][身体生活を使用する]で、「算定1)、2)、3)」の場合は“[自動的に分割する]”を選択してください。「算定5)、6)」の場合は、“[身体生活を使用する]”を選択します。

[自動的に分割する]では、身体1生活2などのサービスで、自動的に身体と生活を分割し、各々の基本時間給により算定します。

[身体生活を使用する]では、「身体生活」に設定した一律の時間給により算定します。


・時間外算定方式の設定では、[対象時間は実時間とする]と[開始時間を優先する]のどちらかを選択してください。

※「対象時間を実時間とする」では、「通常」から「夜間」にかけて時間帯を跨いだサービスを行う際に、「夜間」時間帯部分を自動的に“夜間設定金額”で算出するものです。

※「開始時間を優先する」では、「通常」から「夜間」にかけて時間帯を跨いだサービスを行う際に、介護保険請求と同じ考え方で、「夜間」時間帯の部分を「通常」と見なし算出します。

・日曜日算定方式では、[祭日を日曜とみなす]と[祭日を日曜とみなさない]のどちらかを選択してください。

・給与計算端数処理では、プルダウンで該当する項目を選択してください。


3.

手当名称の設定登録

ここでは、各手当の名称を登録します。

時間給与・・・・・サービスを対象に設定給与金額で算出。

その他給与・・・出勤日について、設定金額(所員別)1回課金。(主に出勤手当や事業所までの出勤交通費として使用)

その他給与2・・ランダム設定。

交通費名称・・・サービスを対象に「所員交通手段」と「利用者交通費」を参照して算出。
あるいは、“移動手当”の自動計算として応用も可能。

手当1〜8・・・・月1回、設定金額(所員別)課金。


4.

控除の有無を選択し、有る場合は控除の名称を入力します。

5.

設定が終了したら見直し、保存します。[保存]ボタンをクリックします。

※ここで設定した時給は、所員給与計算に反映されますので間違いのないように確認して下さい。


5.

[保存します。よろしいですか?]と表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。


6.

[前の画面へ]でメイン画面に戻ります。